なかなか馴染みのない名前の煮込み料理ですが、フランスの家庭料理である「カスレ」は非常に奥の深いものです。
フランスの名物料理って、日本のお雑煮みたいに、作っているその地方や家庭の好みによって、使う材料に違いがあったりレシピが全然違ったりしますよね。
フランスは特にそのような料理が多く、同じ料理名でも、その土地で豊富に獲れるものが入るので全く別の料理になったりもします。
ネットで調べていてもいろいろなカスレのレシピが出てきますので、ぜひ自分の好みのカスレにチャレンジしてみてください!
シンプルに、「カスレの定義」、とは。
「豆と肉を使ったシチュー」。
豆は主に「白いんげん豆」を使い、好きな肉類(牛肉・豚肉・羊や鴨・ソーセージなど)を入れてグツグツ煮込めばカスレです。
今回作りましたのは、「豚肉とソーセージとトマトのカスレ」です。
豚肉の旨みにソーゼージが加わり、トマトを入れ煮込んだ肉肉しさと爽やかさがうまくマッチし、インゲン豆がその旨みを吸った美味しいものが出来上がりました!
【材料】(2~3人分)
- 豚肉(肩ロース)・・・・200g
- ソーセージ・・・・・・・6本
- 白いんげん豆・・・・・・1缶
- 玉ねぎ・・・・・・・・・1個
- ニンニク・・・・・・・・1片
- トマト缶・・・・・・・・1缶
- コンソメ・・・・・・・・1片
- 塩胡椒・・・・・・・・・適量
- ローリエ・・・・・・・・1枚
【Recipe -レシピ-】 - cassoulet –
- 豚肉を一口大に切り塩胡椒をし、フライパンにオリーブオイルを入れ、焼く
- ソーセージも一緒に入れて焼く
- 肉に焦げ目がついてきたら取り出しておく
- 鍋にオリーブオイル、ニンニクスライス、玉葱スライスを入れ炒める
- 玉ねぎがしんなりしてきたらトマト缶を入れ、水2カップを入れ煮込む
- コンソメを入れ、白いんげん豆、ローリエを入れさらに煮込む
- トマトソースの中に焼いた豚肉、ソーセージを入れさらに煮込む
- 塩胡椒で味を整え完成
肉とソーセージ、トマトの旨みを白いんげん豆が吸った、まさにフランスの風が吹いた情熱的な煮込み料理になりましたね!
一人前分を耐熱皿に移し、オーブンで焼き上げるとより香ばしさも出て美味しくなりますよ!
肉は豚肉以外にも、鴨肉や仔羊など、好みに合わせて好きな香りをさらにプラスすればもっと自分流なカスレを作る事ができます。
是非お試しを!!